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フラッシュバット溶接/バット溶接

flash butt welding machine's representative graph フラッシュパット溶接/パット溶接とは、抵抗溶接のうち、金属の端面同士を突き合わせて溶接する突合せ溶接の一種。同じ面積（または違う面積）、同じ材料同士（チューブ、バー、ロッド、シート、プレート）の溶接に良く使われています。アップセット溶接とも言います。溶接したい金属同士の端面に付き合わせた状態で電流を流し、抵抗によって起きる発熱を利用して溶接する。接触部が火花になって溶融飛散した後、溶接面が十分過熱された状態で強い加圧力を与えて接合する.

よくあるご質問

フラッシュバット溶接とは？

ガスや溶接補助剤なしで二種類の材料を溶接する方法です。可動プラテンと固定プラテンにそれぞれに溶接母材を固定します。可動プラテンが固定プラテンに移動すると同時に電流を流します。突き合わせた母材の両端面をショートさせて溶解させるのがフラッシュ行程です。フラッシュ行程はバット溶接が始まると終了します。

バット溶接機とは？

バット溶接機の外観はフラッシュバット溶接機と酷似していますが、容量、溶接圧力、機械サイズはフラッシュバット溶接機より小さいです。可動プラテンと固定プラテンにより、溶接母材を突き合せた状態で電流を流し加圧して素早く溶接物を接合します。アプセットバット溶接とも呼ばれています。バット溶接にはフラッシュ行程がありません。

アプセット溶接とは？

バット溶接またはアプセットバット溶接とも呼ばれています。

フラッシュバット溶接の用途と適用な材料は？

殆どの金属合金が溶接可能。例えば、炭素鋼、低合金鋼、アルミ合金、ステンレス、ニッケル合金。違う素材同士、アルミと鋼など異種金属でもフラッシュバット溶接で対応できます。
用途について、金属合金の棒材、例えば、フラットバー、角鋼、H型鋼、丸鋼、鉄筋。円柱型の製品、エンジンのピストンリング、ガスケット、吊り金具、自動車やバイクのホイール、自転車のホイール、フランジなども含まれています。鉄道のレールにもフラッシュバット溶接が使われています。

バット溶接機の用途と適用材料？

殆どの金属合金が溶接可能。例えば、、炭素鋼、低合金鋼、アルミ合金、ステンレス、ニッケル合金。比較的小径の線材、棒材、リング。バット溶接機は肉厚が薄い管材等の溶接に適しています。

フラッシュバット溶接の溶接手順は？

一般的なフラッシュバット溶接機の自動操作手順は以下の通りです。

(1) 部品を挟み、固定する
(2) フラッシュ行程の電圧をかけ
(3) プラテンを動かし、接触部が火花になって溶融飛散
(4) フラッシュ行程を終え、バット溶接開始
(5) 可動プラテンの移動が加速するとともに、加圧力と電流も増加します。
(6) パット溶接完了
(7) 部品を外す

バット溶接の工程パラメータの変化？

速度、圧力、電流、距離によりパラメーターが変化します。パラメータを変化させることで異なる強度が得られます。

特殊フラッシュバット溶接の溶接パラメータの設定は？

どのように特殊フラッシュバット溶接のパラメータを見つけることができるでしょうか？理想的な方法として、既存の類似した断面の素材の溶接パラメータを参考します。測定を繰り返して溶接パラメータを見つけます。ぜひ当社にお問い合わせください。

フラッシュバット溶接機

バット溶接機